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これぞポピュラーX7sus4
sus4とは?
今回は,今までやってなかったsus4というコードの紹介です.Csus4など,sus4とは
3rdの音を半音上げる
という意味があります.具体的には,Cというコードがドミソであったら,3rdの音はミですから半音あげてファにして,ドファソがCsus4の構成音です.(単に構成音ってだけで,実際にドファソと ピアノで弾くわけではないことに注意).
そして,ここでもちょっと触れたようにsus4のコードは,ファの音(ルートから見て4度の音)が含まれていますので,
機能的にはサブドミナント
です.しかし,実際にはsus4というコードはあまりお勧めできません.それは響きがちょっと貧弱だからです.ですので,ここは是非sus4に7thの音を加えた7sus4(つまりC7sus4とか)を活用できるようにしましょう.ポピュラー ピアノっぽいというか,真夏の青空のような爽快感というか,気持ちいいコードです.
C7sus4はC7が元となっていて,その3rdの音であるミの音を半音上げてファにし,ドファソシ♭というコードです.次では,実例を見てみましょう.
実際のピアノアレンジ例
ここで実際の例を見てみましょう.
before.mid
after.mid
一瞬なので,違いはわかりにくいかもしれませんが,
B7sus4の方がちょっとさっぱりとした感じ
がするかと思います.そして,beforeの方は実はちょっと不都合がありまして,B7の次はEかB♭のコードが来るのが普通なのですが,次はF#m7が来ていますね.(上の図は間違ってます.Fm7でなくF#m7です).これは,偽 終止というやつでドミナント7thコードの解決の例外です.こういう,セコイ(?)手を使わなくてもafterの方は問題ないのです.なぜならB7sus4の部分は
サブドミナントなので,次のF♯m7(サブドミナント)に上手く繋がります
(サブドミ→サブドミは常套手段).
一つのピアノアレンジの方針として,ドミナント7thコードの3rdを半音あげて,7sus4で弾いてみるのも,雰囲気が変わるのでおすすめです.カプースチンやラフマニノフ のピアノ曲なんかでも,よく使っているコードです.