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テンションを生かすリハモ - 1
テンションとは
個人的には,あんまりこの説明はしたくないのですが・・・なんでかっていうと,ちょっと難しくてややこしいのです.でも慣れてしまえば大したことないので頑張りましょう.
さて,テンションとはピアノコードに付加する音のことです.
全てのコードにテンションは付けられます
が,使えるテンションは違います.CM7はドミソシなのですが,9thをテンションとしてCM7(9)のように弾くとドミソシ
となり,レの音がテンションとして付け加えられたことになります.なんというか,これをマスターするとお洒落で,すぐ喫茶店で ピアノ演奏できるようなゴージャスな響きというか,何にも考えなくてもイイピアノアレンジができたりします.
詳しくは,ピアノのコードの弾き方でテンション入りのピアノコードの押さえ方はみっちりやります.ここでは概念だけ説明します.
テンションの表記
まずはテンションの表記です.今までの章でも例としてテンション入りのコードは使っていました.
テンションは,上図のように
括弧の中に書きます
.上図だと,♭9,13といった部分がテンションとして付け加えられる音です.♭9とは,コードの親部分(上の場合だとGなのでソ)から見て短9度の音,つまりラ♭の音を指します.( ピアノの鍵盤で確認。度数表記はこちらを参照).13も同様にGつまりソの音から見て13度の音なのでミです.ここで大事なのは,13度というのは長6度に等しいです.ですので,ソラシドレ
なのでミの音です.長がつく音程は ピアノ音階に沿えば良かったのですね.
♭9などは,"-9"とも書かれますし,もちろん"#9(+9とおなじ)"もあります.この場合は長9度の音です.
使えるテンション
さて,各コードの使えるテンションの種類です.M7がテンションと説明する場合もありますが,ここではM7は除外して(ダイアトニックなので)説明します.

コード

♭9th 9th ♯9th 11th #11th ♭13th 13th
CM7        
Cm7          
C7  
Cm7(-5)        
Cdim

各コードトーンの全音上の音

上記の表は,他のサイトの講座や理論書でよく見るものですが,ここでは覚え方を紹介します.CM7などと書いていますが,もちろんCだけでなく全てのコードに言えることです.
9thは全てのコードに使える
上の表をご覧の通り,9thの音は全てのコードに使えます.(ただ,注意しないといけないのはIIIm7ですが,当分は気にしないことにします).9thというのはいちいち数えるんじゃなくて,
小指で弾いてる音(ルート)
の全音上です.これなら,覚えやすいと思います.
マイナーでないコードは#11が使える
Cm7やCm7(-5)のマイナー系のコード以外は,#11thのテンションが使えます.上記マイナー系の2コードは11thが使えます.
ドミナント7thはテンションの宝庫
ドミナント7thコード(C7)は,ほとんどすべてのテンションが使えます.使えないのは
11thとM7
です.この章で弾いてはいけない音の説明をしたのですが,テンションノートの場合は例外なのです.ただ,どんなことがあってもメジャー7th(M7)の音はドミナント7thでは使いません.
13thは気合で覚える
(笑).ただ,マイナー系のコードで13rdを使うのはあんまりないというか,メジャー7thコードの13rd(6thと同じ)の方が大事です.
ディミニッシュコードは全音上
筆者もあんまりディミニッシュのテンションは使えていないのですが,ディミニッシュの構成音の全音上がテンションです. さて,次はテンションの性質や規則です.