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テンションを生かすリハモ - 2
テンションの動かし方
さて,前回に続いてテンションの話です.テンションはいろいろあって,使えるコードも違うということは説明したのですが,テンションはどうやって実際のコードに使うのかってことがまだでした.詳しくはピアノのコードの弾き方でやりますが,一般的な傾向だけ.
tens.mid
まず,テンションのうちで♭9th,#11thなど数字の前に♭や#がついているテンションを特に
オルタードテンション
と呼びます.上図はオルタードテンションの動き方を説明しています.一般的に,♭がついたテンション(♭9th,♭13th)は半音下がって安定を求める傾向にあります.そして,#がついたテンション(#11th,#9th)は半音上がる傾向にあります.一応頭の隅に置いておいてください.
テンションの禁止事項
まぁこれは,耳で感じ取る部分だとは思うのですが,
テンションは同じ数字のものは同時に一個しか使えません
.つまり,C7において♭9thと#9thは同時に鳴らすことはできません.どちらか片方だけです.ただ,別の数字のテンションは♯,♭の混在は可能です.これも覚えておいてください.
メロディーをテンションに持ってくるリハモ
テンションはピアノコードに彩りを加えるのに使われますが,ピアノ曲をリハモをするときの方針としても使えるのです.その一つの方針は,テンションをメロディーに持ってくるようにすると,なかなかナウいサウンドがします.
donguri.mid
"どんぐりころころ"の後半部の楽譜なのですが,赤く○を付けた個所は,E7の#11thの音であるラ#がちょうどメロディーに来ています.そして,このE7は見てわかるように次のE♭M7へのセカンダリードミナントになっていますね(わからない方はこちら).
メロディーをテンションに持ってくるって意識するよりも,次のコードへのセカンダリードミナントを弾くと結構メロディーはテンションに来ます.というのも,ドミナント7thコードは使えるテンションが豊富ですから,なんというかどれかがテンションに引っ掛かるだろう的な考え方なのです.