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13. ピアノコードのAフォームBフォーム

左手で超頑張って右手で楽をする

さて、このコードのAフォームBフォームあたりをマスターしていただくと、コードの弾き方の基本はほぼ完璧と言っていいかもしれません。

そして、同時にコードを弾く上での壁になってくる部分です。ひたすら、修行修行です。

また修行するの ><

このAフォームとかBフォームとかはどういった弾き方かというと、" 左手でroot + 3rd + 7th +テンション全て押さえる"弾き方です。右手は、何弾いても構いません。以前説明したコードの弾き方にならって弾いてもいいです。そして、AフォームBフォームをマスターするとコードの3rdとか7thとかが暗記しなくても分かるようになります。瞬時にコードを押さえる基礎の練習には持ってこいなのです。是非マスターしてください。

A,Bフォームの例

まずAフォームとBフォームは何が違うか説明すると、それは 音の積み重ね方です。あとで楽譜で実際にお見せしますが、Aフォームは下から" 3579"、Bフォームは下から” 7935”と押さえる方法です。この数字は覚えておいて損は無いです。そして、この数字はもちろんルートから見た度数を表しています。ですので、例えばCM7のA,Bフォームの押さえ方といったら、次のようになります。

左はAフォームで、下から3579つまり、ミソシレと押さえていますね。そして、右がBフォームで、下から7935つまり、シレミソと押さえています。
使っている音は一緒だけど、積み重ね方が違うということだけ確認してください。

3579だけではルートを弾いていないので各フォームの前にルート(ド)の音をポーンと鳴らしています。
そして、このどちらのパターンも、全ての調で練習する必要があります。さらにひどいこと を言うと、メジャー7thコードだけでなくマイナー7th、ドミナント7th、ドミナント7thのオルタード系、メジャー6th、ディミニッシュの計6パターンあります(笑)そしてこれらAB両方と全部の調ですので 6×2×12 = 144通りです。あ、マイナー7th(-5)コードもありますから、もっとですね。

実家に帰りたい ><

でも、一応規則というか、ちょっとコツさえ掴めばそんなに大変じゃないです。僕は、全てのパターンをほぼ毎日ピアノ練習しています(していました)し、慣れが全てだと思います。ですので、これから一杯出てくるのですが、是非印刷して(クリックして拡大した画像はA4の紙に丁度収まる大きさです)練習してください。いや、なんというか、本当に差がつきやすい部分だと思います。頑張って下さい。

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