ピックアップ記事

ドミナント7thコード

ドミナント7thコードの基本形は、メジャー7thコードの弾き方において、左手の親指で弾いている音(つまり7thの音)を 半音下げるだけです。

楽譜にすると次のようになります。クリック(またはタップ)すると拡大しますので、印刷して是非全調で練習してみてください。

 

前回説明した時にはメロディーを付け加えた例をご紹介しましたが、今回はナシです。

ご自分でメロディーを軽く(別にメロディーじゃなくても、5th入れるとか一音付け加えるだけでもOKです)入れてみてください。そのとき注意することは、例えばC7の時にシの音をメロディーに入れるときは、” 半音下げてシ♭にする”ということです。なんでかというと、左手でシ♭を弾いているところで、右手でシの音を弾いてしまうと、こちらで説明したように、♭9thの音程が出来て非常に不安定になるからです。他のコードでも一緒です。左手の親指で弾いている7thの音を通るような、その調の音階を入れてみてください。

 

マイナー7thコード

マイナー7thコードは、上で説明したドミナント7thコードにおいて、 右手の3rdの音を半音下げます。ですので、最初に紹介したメジャー7thコードと比べると、7thと3rdの二音が半音下がっています。

次の楽譜もクリックすると拡大しますので、印刷して練習してみてください。

 

 

補足なのですが、 G♭m7というのはF#m7と一緒です。G♭=F#ですからね。そして、G♭m7というコードで書いてしまうと、右手の3rdの音はどうしてもダブルフラットになってしまいます。いつか、臨時記号についても説明できたらと思います。

 

おすすめの記事