単調でない伴奏方法 - 実際のピアノ曲に応用
以下でご紹介した弾き方を、実際の曲に適用してみたいと思います。
このページの最後に、有料記事としてきらきら星以外の曲の解説や楽譜を載せました。お気に召された方は、ぜひ購入をご検討ください!
●きらきら星
次のような感じでアレンジしました。
楽譜を以下に抜粋します。
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伴奏は、前回と同様に両手で弾きます。コードが切り替わる直前の音(青丸で囲った音)は、前回と同じように、次の音の1オクターブ上を弾きます。そして右手の小指でメロディーを押さえます。前回の練習と同じです。
きらきら星のメロディは、右手の親指で弾き始めるのが普通じゃないの
右手の小指で弾き始めないと、両手で伴奏形を作れないよ
●きらきら星のメロディーは親指で弾き始めてはいけない!?
メロディーを小指で弾く、というのが重要です。
メロディーがコードの3rdでない場合、左右どちらかの手で3rdを弾く必要があります。左手で弾く場合もありますが、ここでは右手で合いの手のように入れる弾き方を紹介しています。イメージは次のような感じです。
ベース音とメロディーが、それぞれ最低音と最高音であることが多いです。そのため必然的にその間の領域で3rdを弾く必要があります。
メロディーを親指で弾くと、以下のような状況になります。
右手の人差し指より右側の領域が暇になります。そして、左手で3rdを弾く必要が生まれるため、左手の負担が増えます。良いことは何もないです。自らアレンジの可能性を狭めている弾き方と言っても過言ではないと思います。
ひどい...
たしかに弾くのは難しいと思いますが、ぜひこの弾き方を身に着けていただくと、アレンジの幅が広がると思います!
●ここから先に含まれるもの
ここから先には以下の内容が含まれます。
内容
■ 楽譜(pdfファイル 全7ページ) 4曲入り
(収録曲 : きらきら星、大きな古時計、アメイジンググレイス、ふるさと)
→それぞれ3つの調に移調済のため、すぐに練習できます!
(収録曲 : きらきら星、大きな古時計、アメイジンググレイス、ふるさと)
→それぞれ3つの調に移調済のため、すぐに練習できます!
■ 上記曲の演奏例の動画
■ ワンポイントアドバイス