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基本形の活用の仕方

ここでは今までに説明したことをどのように活用していくかということに重点を置いています。ですので、ピアノのコードのリハモや弾き方等は、もう分かっているものとして説明します。もし不安なら復習をしておいてください。

ピアノのアレンジというと、コンサートで弾くような派手なものを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうが、派手なピアノアレンジというのは、弾くのも難しいし作るのにも慣れが必要なんです。ですので、最初はつまらないかもしれませんがコードをキッチリ弾く練習として、童謡をしっとりと ピアノアレンジすることを取り扱います

なんで童謡かというと” 誰でも知っている”ことはもちろんですが、 著作権がフリーというのが大きいです。 いまこれを書いているのが秋なので、下に示します”もみじ”をアレンジしていきたいと思います。別に曲は何でも一緒です。

とりあえず、いろんな事柄に触れたいので一曲まるごとではなくて4小節くらいを扱います。4小節できたら、あとは同じ要領でできますので、続きは各自でアレンジしてみてくださいね。

リハモの準備

まずは、まぁ慣れるとコードをいきなり弾き始めることもできるんですが、ひとまず紙と鉛筆でコードをリハモしたいと思います。リハモをするときに確認することは、調です。
上の楽譜の調はなんでしょうか。・・・そうです。ト長調ですね( key G major)。

どうして、この調かというと、こちらで説明した音階と調号(楽譜の一番左についているシャープや♭)が一致するからです。そして、出だしのコードがkey GのIM7のダイアトニックコードです。もちろん、調号だけで判断すると短調の可能性もあります(ホ短調 key Emの可能性も)。短調はまだ説明していなかった気がするのでいずれ説明しますが、とりあえずは長調だと思っててもらって大丈夫です。

それでは、すでに振られているピアノコードを度数表記してみてください。


コードが二つしかないので簡単ですね。どちらもkey Gのダイアトニックコードの中から見つかると思います。

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