リハモしてみる
さて、前回までで度数の割り振りまで終わったので、ここからリハモしていきたいと思います。ピアノのコードの変え方は別途説明してありますので、お好きな方法で変えることが出来ます。
注意しなければいけないのは、コードを変えた後に、弾いてはいけない音に相当するケースに当てはまらないようにすることです。リハモは、説明するときに実例をちょくちょく出していたので、そちらを読んでいただければいいのですが、例を挙げると下の 楽譜のようになるかと思います。
(図中、トゥーファイブというのはツーファイブと同じです)
・・・とキリがないのですが、どうやってリハモしているかは分かりますでしょうか。ダイアトニックコードの置換とセカンダリードミナント、あとはツーファイブしか使っていません。詳しくは、コードの変えかたを読んでいただきたいのですが、ここでは一番上の 楽譜を使って説明していきたいと思います。
とりあえず弾いてみる
こちらで紹介した弾き方を使って(root と3rd、7thだけの弾き方)とりあえず音符を埋めてみます。
一旦リハモさえしてしまえば、こういった弾き方をするのはもはや作業です。コードと音符を見比べて、3rdが足りなければ右手に追加してやればいいですし、7thは左手でrootと共に弾くだけです。ちょっとした注意点としては二小節目のB7の部分は、メロディーがテンション(♭13thと#9th)に来ている点です(上の譜例では#9thしか書きませんでした)。
たしかドミナント7thコードは数多くのテンションが使えるのでしたよね?わからない方はこちらで復習してください。これだけでも、さらっと弾くだけなら十分かもしれませんが、次のページでちょっとアレンジを改良してみたいと思います。