コードを変えるとは?
このサイトではコード理論を基に、ピアノ曲の和音を変えたり、弾き方を変えたりしてアレンジすることを取り扱います。ピアノアレンジや編曲をやってみよう!と思って理論書を読んでみても、
コード進行やらテンションを勉強したけど、実際にどうやるかわからない ><
音を楽しむと書いて、音楽だよねー。理論とかどうでもいいや
ということはありませんか?
コードを変えることは紙(楽譜とか)と鉛筆さえあれば出来ることです。(本当に?と思う方は是非このサイトを読んでみてください!)。言ってしまえば作業なんです。でも、コードを弾くということは、「弾く」という言葉が入ってるからピアノの鍵盤で確認することが多いです。なので、両者はほとんど別物で、別々に理解する必要があります。
コードを変えることをリハーモナイズ(リハモ)といいます。リハモの例が以下です。
[before] [after] [before]に着目すると、一小節目3拍目G7はこの曲の調に無いコードです。全体的に単調であると言えます。そこでリハモを大いに施したのが[after]の方の譜例です。これは、聴いていただくとわかりますが、雰囲気ががらっと変わっています。そして、このafterのようなリハモのやり方は「コードの変え方」を読んでいただくとわかるようになります。キーワードは、セカンダリードミナント、dimコード、テンションです。
コードを弾くとは?
なんでAm7のときの左手が、"ラミド"ってバラして弾いてるの?
それには、「コードを弾く」ことを考えます。
つまり、コードを変えるという作業は、GM7をG6、Adim・・・にリハモするだけであり、実際にどう弾くかは考えていません。左手をラミドと弾くのは「コードを弾く」ことを考える段階で考えます。ですので、上のピアノ譜例はコードを変える+コードを弾くの二つを合わせたものとなっています。