ピックアップ記事

数字はrootからの度数

この講座では、コードのピアノでの弾き方を紹介するときに実際の音符でお見せしますが、そのときの表記についてちょっと触れたいと思います。

全部の調でコードの弾き方一覧みたいなものを作れば、皆さんも応用しやすいのかもしれないのですが、ちょっと労力的に無理かもしれないので、とりあえずはkey Cのみでの表記となります。その代わり、 全ての音符にrootからの度数を付しておきます。例えば下の図のようにです。


上はG7のコードの弾き方の例です。音符の横の数字は、コードのルート(=ソ)からの度数を表しています。G7というコードの構成音がわからない方は以下で復習してください。

でも、実際のピアノ曲ではG7ばっかりじゃないと思います。上の例は、5thがメロディーに来ていますよね。そして、C7というコードで5thがメロディーであったら(ソの音がメロディーだったら)次のように頭の中で応用します。要は、上の図を真似てコードを積み重ねてみればいいのです。

こうすれば、たちまちC7で、メロディーが(一番上に来る音が)ソ(5th)の時の弾き方が導けます。つまり、rootからの相対幅が分かれば、他のコードでも、その幅を利用すれば同じように弾けるのです。

おすすめの記事