ピックアップ記事

左手は基本形、右手は"ある3音"を押さえる

#11thのテンションが使えるコードはメジャー7thコードドミナント7thコードでしたよね(分からない方は以下で復習)

この#11thの押さえ方を簡単にご紹介します。

左手の小指で弾いている音をまず確認します。そして、右手は この音の全音上から、全音を3つ押さえます。分からないと思うので、 ピアノ鍵盤図を下に示します。


左手は、ドミナント7thなら♭シですし、メジャー7thならシの音を抑えるといいでしょう。上の例なら左手の小指はドの音を押さえているので、右手はドの全音上、つまりレの音から全音、全音と、レミファ♯と押さえます。ちゃんと弾かなければならない音である3rdの音などを含んでいますね。この形は、メロディーが始まる前に使うと効果的です。どういう風に使うかというと、上の形を一回弾いたら、右手中指の♯ファの音だけを半音上げて♯ファ→ソという流れを作ってやるといいです。

ちょっと♭多めで難易度上げています。上はメリーさんのひつじの楽譜ですが、メロディーは2小節目から始まっています。

1小節目はA♭M7に解決するツーファイブ(トゥーファイブ)ですね。そしてE♭7のところで上記の弾きかたを使っています。左手の小指の音は♭ミですので、左手はファソラと押さえているだけです。そして右手で弾いたラの音を、半音上げてラ→♭シという流れを作って、メロディーにスムーズに入っていますね。コツとしては、主のメロディーがコードの3rdから始まるときにこの形をやるとすんごくスムーズで効果的です。是非試してみて下さい。

おすすめの記事